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原型師ボーメ氏10周年展 美少女フィギュアの頂点

 漫画やゲーム、アニメに登場する美少女キャラクターを題材に、立体のフィギュア(人形)を作り続ける原型師のボーメ氏。そのボーメ氏自身が組み上げ塗装したガレージキット作品約80点を並べた展示会が、東京都渋谷区の渋谷パルコ パート1で20日まで開催されている。
 現代美術家の村上隆氏の後ろ盾でアーティストデビューを飾って10年を祝う「「ボーメ〜アーティストデビュー10周年記念展」は、海外の現代美術ギャラリーが「キング・オブ・オタク」と絶賛した“ボーメフィギュア”のすごさがつまびらかにされている。
 最新ファッションが並ぶフロアを通って会場に入ると、高さ1メートルの水着姿の少女たちが出迎える。奥へと向かうと、50センチほどの人形たちがケースの中からほほえみかける。
 オタクと呼ばれる人には見慣れた美少女フィギュアも、渋谷に買い物に訪れる若者にはまだ異質な存在。ところが海外では、ボーメ作品は日本の新しい立体造型としてアート界で認められ、1998年のニューヨーク、ロサンゼルス、パリの展覧会で大絶賛を浴びた。
 帽子に眼鏡だからボーメ。模型好きがこうじて、フィギュア制作大手の海洋堂(大阪府門真市)に入社。20年以上にわたり作り、美少女フィギュアの第一人者となった。
 ボーメ氏の表現力に着目したのが村上氏だった。美少女フィギュアを等身大で作ってみたいという村上氏のアイデアを受けた海洋堂が、ボーメ氏を原型師に起用してフィギュア作り始め、96年に完成した。
 これが、ニューヨークのオークションで2003年、約6810万円という日本の現代美術としては当時の最高値で落札された「Miss Ko2」だ。村上氏の名を世界に高めた“事件”は、ボーメ氏がいなくては起こらなかった。
 ボーメ氏は、「こうして展覧会もできるようになった」と感謝するが、「自分は職人でモデラー。作り続けるだけ」と気を引き締めている。(谷口隆一)
                   ◇
【プロフィル】ボーメ
 本名非公開。大阪府守口市にあった海洋堂に客として通い、1980年代初頭、海洋堂でガレージキットの原型を手がける。アニメ「美少女戦士セーラームーン」などの作品で脚光を浴び、95年から村上隆氏との共同企画を開始。98年にニューヨークでアーティストデビュー。47歳。
                   ◇
【用語解説】ガレージキット
 ガレージキットは、玩具メーカーのプラモデルや人形とは異なり、少量だけ生産する模型。ボーメ氏ら原型師が作った原型を元にシリコーンゴムで作った型に、プラスチックを流し込んで部品を製造。顧客は、これらの部品を買って組み上げ、表面を滑らかにしたり塗装を施して、自分好みのフィギュアに仕上げる。
 年2回開催されるガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル」は、開催日だけ製品化を許諾されたキャラクター商品も販売。熱烈なファンで毎回盛況となる。
 メディアクリエイトの「2008オタク産業白書」によると、ゲームやアニメDVDなどの07年オタク市場は1866億8000万円で、対前年比2.5%増。このうちフィギュア・グッズ類は281億8000万円と試算している。

izaニュース

今や日本の文化の一つにもなっているフィギュア。
海外でもスゴイ人気なんですね。
ここまでスゴイとは知らなかった。

<ボーメコレクション>
         

テーマ : プラモ・模型 - ジャンル : サブカル

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